"私"という人間

強迫性障害、躁鬱病、社会不安障害、解離性障害との闘病日記です。

優しさと拒絶

おはようございます、お久しぶりです。

もう3月になりましたね。



今日は早朝に東京から夜行バスで帰って来ました。そこから電車で約1時間かけて最寄り駅まで帰ることができました。


電車の中で、昨日バスに乗る前に恋人がくれたサンドイッチとウィダーインゼリーを食べました。1人で食べるご飯は、やっぱり何だか味気がありませんでした。

東京へ行っても外食はできず、ずっとコンビニ食でしたが恋人はそれでもみおとご飯が食べられるならいいと言ってくれました。



昼間は出かけていて、ホテルに戻ってから手袋を外した手洗いのしすぎで私のかぶれてガサガサになった手を見て恋人は泣いていました。

何もできなくてごめんね、いつも頑張ってくれてありがとうね、偉いね、いい子だね、と抱き締めながら頭を撫でてくれました。


普段母からも言われない言葉な上、唯一安心して触れられる人から言われて涙が止まらなくなりました。私が手洗いし過ぎるせいなのに、それでも責めたりせず受け入れてくれる。ゆっくり治していけばいいよと言ってくれる。

優しくて優しくて、優し過ぎて私の為に涙を流してくれて、私の唯一の安心できる居場所。



東京へは二泊三日で行ったのですが、二日目に恋人と喧嘩してしまいました。映画を見に行く約束をしていて、途中で私が電車で酔ってしまい映画館の前に着いてから「やっぱりやめとこうかな…」と言ってしまったのが喧嘩の始まりでした。

恋人は急に冷たい声になり帰る、としか言わなくなりました。私が必死に追いかけて腕を掴むと「触らないで、帰るからもういい」と言われてしまいました。


触らないで、と以前にも言われ酷く傷ついたので言わない約束をしていたので凄く悲しい気持ちになりました。同時に自己嫌悪とどうすればいいのかわからなくなりました。



それでも置いて行かれるのが嫌で、怖くて、早足で歩く恋人を追いかけてビルの中に入りました。「そこ座って待ってて」と言われ恋人はお手洗いに行ってしまいました。

戻って来ないんじゃないか、もしかしたら私の見てない隙に先にホテルに帰ってしまうかも、なんて悪い考えがぐるぐるして目眩がしました。


暫くすると恋人が戻ってきて、ソファの隣に座ってくれました。話を聞くと、酷い態度を取ってしまった自分に余りに自己嫌悪した末持ち歩いていた市販薬でODをしてしまったそうです。



私はとにかく人気のない場所に行こうと思い、お手洗いの大きい個室に入りました。恋人のことをぎゅーっと抱き締めて「ごめんね、大丈夫だよ」と言って頭を撫でると今度は泣きじゃくり出しました。

「酷い態度取った、また触らないでって言っちゃった、ごめんなさい、ごめんなさい」と何度も謝る恋人を抱き締めながら大丈夫だよ、と沢山頭を撫でました。


恋人曰く、境界性パーソナリティ障害の人は自分の中の計画が上手く行かない時も情緒不安定になるそうです。調べた所、感情のコントロールが非常に難しく、普通の人と比べ物にならないくらい精神的に不安定なのだそうです。私ももっと、恋人の病気も理解して支えてあげたいな。



見送ってくれる時、恋人が堪えきれず涙を流していた表情が脳内にこびりついて離れません。早く一緒に暮らしたい。そうすればずっと一緒にいられる。一緒にいて眠る時に恋人を抱き締めないと安心して眠ることも叶わない。


今月は2回会えているのに、凄く短かったように思います。次会えるまで、お互い我慢です。隣に恋人が居るだけで、手を繋いでいるだけで、目の届く場所に居るだけで、温かかったのに。今は酷く寒い。きっと寂しいのでしょうね。

家に帰ると恋人が遠くに居ることを嫌というほど思い知らされます。静かで、心の中が空虚に溢れている感覚。


次に会えるまで数週間、互いが互いに傍にいなければ脆くなってしまいます。けれど、それももう少し。

私もできそうなお仕事を探さなきゃいけない。強迫性障害の方は何のお仕事をされているのか気になります。もしこの記事を読まれている強迫性障害の方がいれば教えてほしいです。



それでは、また。

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